スコ猫くまきち日和+ -2ページ目

いまさらですが、ボクの最期の日々のできごとを書きたいと思います。

 

 

ベリベリベリベリご無沙汰しました!

くまきちです!!

信じられないけど、まったく更新しなくなってから5年も経っていたんだね。

しかも、今日のTOPの写真は10年くらい前のボクなんだけどサ😅

 

パソコンで見ている人(もう見てる人なんて誰もいないよね)は、
ブログタイトル下にあるメッセージで知っているかもしれないけれど、
ボクは今、虹の橋の国で暮らしているんだ。

 

15歳と2ヶ月の猫生だった。

ぷれこと、15歳まで頑張るって約束したから、頑張ったけど、
最後は3キロギリギリまで痩せちゃって、さすがに体力の限界だった。

 

 

 

この日は、いつものように椅子からテーブルに飛び乗ろうとして
ジャンプしたけど落っこちて、しこたま頭を打っちゃってさ。

ぷれこが慌てて抱き上げてテーブルに乗せてくれたんだけど、しばらく動けなかったんだ。

反射神経と三半規管に優れた猫らしくないありさまだったよね。

 

正直、自分でも、もうさよならなのかなって、さすがに覚悟したよ。

実際、その日はこの3日後だったしね。

 

やだー、ここは嫌いだ

 

ぷれこも、やばいと思ったんだろうね。

もう無理させないほうがいいのかとか散々迷った末に、お医者さんに行ったんだけどさ。

もう、できることもほとんどなくて。

 

1年くらい前から腎臓の数値がどんどん悪くなっていて、

ぷれこも腎臓にいいご飯とかいろいろ頑張ってくれたけれど、そんなもん食べたくなくてさ。

無理して食べると吐いちゃうしね。

美味しいと思って食べても吐いちゃうようになってたしね。

 

喉が渇いたから水を飲みに行こうとしたら、

 

 

腰が抜けちゃったんだよね〜。

立てないんだよ。ビックリしたなぁ

 

 

 

ぷれこのスリッパを枕にしばらくソファの脇で休んでから、

少し大きいキャリーに猫用あんかを入れてもらって寝かされた。

 

でも、ボクって冷たい床に寝るのが好きだったからさ。

あんかの当たらないところに移動しようとして、転んだり蹴躓いたり。

脱水していたからお医者さんが点滴してくれたんだけど、

水分が前脚に回ってポンポンに膨らんで、もともと手足はぶっとかったけど

あまりにもの太さでさ。

思わずニャーって叫んじゃったりで、なかなか波乱に満ちた数日間だった。

 

 

最期はこの格好のままグッスリ眠って、丸々2日間。

ぶれこはずっとそばにいて、時々、頭を撫ででくれた。

 

そして静かに逝ったんだ。

ひとりでね。

ぷれこがお昼ご飯食べにキッチンに行っている間に、そっと。

 

ただ、ぷれこが戻ってきて

「くまきち、くまきち」って叫びながら抱き上げてくれた時には一瞬、現世に戻った気もする。

最後の力を振り絞って、にゃっと鳴いたよ。

 

「ありがとう」って。

 

とっても楽しい15年だったからさ。

 

それが去年の1月30日午後2時ごろのことだった。

翌日の夜がお葬式で、僕は骨になった。

 

これ、ボクの喉仏。

 

袈裟を着たお坊さんが両手を合わせているような形だから、喉にある仏で、喉仏なんだってね。

ペットの葬儀屋さんが教えてくれた。

 

現世では骨になったけれど、実はボク、虹の国では大活躍なんだ。

知ってる人は知ってるよね!

そのことは、次のブログに書くからね!

 

ちなみに足の骨には、不自然に凸凹したゴツゴツがあった。

やっぱりスコ特有の骨瘤ができていたみたいなんだ。

最後の数年は後脚が痛くて、ぷれこにも絶対、触らせなかったからね。

 

知らんぷり(←ぷれこ) おかげでブラッシングがまったくできなくなって、野良くんみたいに毛玉だらけだったよねガーン

 

ぷれこは葬儀屋さんに骨瘤のできた骨だけ除いてもらってから、

僕の骨を骨壷に収めてもらった。
いちばんてっぺんが喉仏だ。

 

お葬式の翌朝、ぷれこんちのベランダから虹が見えた。

ボクはその虹の橋を元気よく駆け上がって行ったんだ。

骨瘤を取ってもらったから、脚の痛みがまったくなくなって、久しぶりに思いっ切り走れたから。

嬉しかったなぁ。気持ちよかったなぁ。

 

だから、いまでも虹の国でとっても元気にしているよ!

 

このブログで、ボクを応援してくれたみんなへの報告がこんなに遅くなって、本当にごめんね。

でもね。

ボクはずっとずっと、永遠に元気です!

 

続く